Long Tail / ロングテール

ロングテールとは、「あまり売れない商品が、ネット店舗での欠かせない収益源になる」とする考え方である。
商品売り上げのグラフを、縦軸を販売数量(population)、横軸を商品名(product)として販売数量順に並べると、あまり売れない商品が恐竜の尻尾(tail)のように長く伸びる。つまり、販売数量が低い商品のアイテム数が多いということを表す。このグラフの形状から因んで「ロングテール」という。

ロングテールを語る際には、「ヘッド」と「テール」という言葉が使われる。厳密に言うと、ロングテールにおける「ヘッド」とは、現存する最も大きな小売店に置いてある商品の集合体(あるいは数)を指し、「テール」とは、それ以外の商品を集合体として呼ぶ際に使われる。本の分野だと、最も巨大な店舗に置いてある商品の売り上げ上位から下位全てがヘッド部分に属し、それ以外はテールに属しているということになる。これは、ロングテールがオンライン小売店の特徴的なビジネスモデルを説明するために使われ始めた点と符合する。

しかし「ヘッド」は、しばしばヒット作や多くの人達が知っている作品、ブログ等を呼ぶ際に使われ、テールはそれ以外を指す際にも使われることがある。またパレートの法則から上位20%をヘッド、下位80%をテールと呼ぶこともあるが、これはそもそもの言葉の定義上必ずしも正確な使用法ではない。しかしロングテールという言葉が普及するにつれ、元々の意味を拡張した解釈がなされており、必ずしもこれらの使い方が不正解とは言えないところである。

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