Data from NetMarketShare.comより、2014年7月の世界ブラウザ利用シェア(デスクトップOSのみ)が発表されました。
2014年4月をもってサポート終了したWindows XPの影響で、IE6はメインストリームより消え去りました。ホームページ制作会社にとっては鬼門であり、悩みの種だったIE6の呪縛からもようやく解放されたと言っていいですね。
大企業は独自カスタマイズしたIE6を導入しているケースが多く、そのためIE6の必要性が消えることはありませんでしたが、流石にセキュリティリスクが生じるとなったら切り替わりは早いものでした。
しかし、Winodws8への移行には躊躇されるケースが多いようです。RTとかストアアプリとか余計なものを付けてしまったのがかえって企業からの敬遠を招いたのかもしれません。しかし、タブレットへのWindows8の普及も進み、iPadやAndroidタブレットより使い勝手が良いことに気付けば、もっともっと普及していくものと思われます。
●Internet Explorer 8 サポート終了日の決定
ブラウザのトップシェアにあるIE8ですが、やはり人気のWindows7、Windows Server 2008 R2、2012 R2のデフォルトブラウザだということが要因でしょう。
多くの企業ではIEのアップグレードはおろか、Windowsのアップグレードすら見過ごしているケースを多く見受けられます。XPのようなセキュリティリスクは気にするけど、日々の脆弱性対応には目が届かないという悲しい現状を多く目の当たりにします。
さて、そんな人気のIE8ですが、こちらも2016年にはサポートが終了してしまいます。
ホームページ制作会社としては、レガシーブラウザはどんどんサポートを打ち切って欲しいと願うばかりというのが実情でしょう。
XPのようにPCの入れ替えなどは無いにしても、いずれは来るであろうIE11へのアップグレードを早めに行うことをおすすめします。セキュリティや、時代の変化に対応するためにも早いに越したことは無いと思います!